こんにちわ。




みんなの森整骨院浜松市北院併設e-GYMの西です。




『正しい姿勢で正しい動きができるカラダ作り』を専門にファンクショナルトレーニングサポートさせて頂いています\(^o^)/




さて今回は
腰痛患者様から紐解くと呼吸が…についてお話しさせていただきます^_^

1




先回も『呼吸について考える』についてお伝えさせて頂きましたが




やっぱり呼吸は大切ですね(笑)




今回は腰痛患者様を紐解いたら「呼吸」が改めて大事だと感じたので忘れないまでに書きとどめようと思います。




「呼吸」は腰痛に限らず、痛みや不調・自律神経のバランス・代謝・パフォーマンスと多岐にわたり関係するものです…。




さて、腰痛患者様が「病院で検査を受けて筋膜炎と診断」されたそうです。




筋膜炎は何故起こっているのか?をパパは真面目に頭をグルグル回転させて(笑)尋ね・触り・動かし・動かしてもらい分析できました\(^o^)/




まず初めに検査をすると「構築性側弯症」があると判断しました。筋肉はインバランスな着き方・張り方をしてました。




視診では明らかに姿勢も乱れてる状態です。この時点で「筋膜炎」も頷けます。




しかし、さらにそこから動きを見ると「前屈が硬くて後屈は痛い」と…。




それではと触りながら話を聞くと




仕事ではコルセットをしてるけど、背中が痛くなるから「コルセットってどうですか?」とのことでした。




着けて痛むならあまり良くないのではないか?と施術を続けると




左足首・左股関節・骨盤・胸郭の可動性が悪い。でも腰は特に問題はない…。




本当は腰は問題ないのではなくて安定性関節だから「体幹」が使えてるか?使えていないか?を診ることが必要なだけです。




だから最後に腹腔内圧を高めてスクワットをしてもらおうとすると




胸式呼吸になってしまい、どうにもお腹に圧が感じられない…。




つまり、腹腔内圧が高まらないから体幹が上手く使えていないことになります。




結果、動くべき関節が動かずに安定させる関節が安定しないから患部に負担が集中することが原因で筋膜炎になっていると判断できます。




そこで施術は姿勢を整えつつ可動性をつけて歪みを改善する必要があります!




しかし、体幹は「呼吸」を改善しないといけないのでリハビリが必要です。




ここで




先の話でコルセットを巻くと背中が痛くなる話に合点がいきました!




腹式呼吸がコルセットによって制限されることから胸式呼吸で息を吸う癖がついてしまったのかもしれないと…。




コルセットも考え物だなぁと気づきを得た感じ(笑)




だから




筋膜炎(腰痛)を改善するためには「腹式呼吸」で横隔膜を動かして、ドローインで腹横筋を活性化して、バードドッグで多裂筋を活性化して、最後にIAP(腹腔内圧)トレーニングとしてブレーシングして、ブレーシング後にスクワットをする…




そんなことも必要だったりします。




ただの筋膜炎で済ませることは簡単だけど




全てをクリアにするなら「呼吸」も治療しないといけないのが正解。




だから薬や注射や湿布で改善しないわけです(笑)




あなたの呼吸は上手くできてますか?




腰痛に限らず「健康予防」「スポーツパフォーマンス向上」には『呼吸』の治療も是非(笑)




ありがとうございました。





【浜松市中央区(北区)でアスリートケア/スポーツケガ/スポーツ外傷/スポーツ障害治療】